›9 27, 2007

過去の音楽

Category: miya-aki , Weblog / 6 Comments: Post / View

ジャンルでくくれる音楽をやるということは、過去の音楽をやるということだ。
俺たちがやりたいのはそういったものじゃない。
ってBATTLESの人が言うてましたよ。
BATTLESの大阪公演、とっくの昔にソールドアウトらしいですねー。
ちょっと行きたかったけど。
てかチケット代たけーよスマッシュ…。
名古屋は売り切れてないみたいで、俺の周りの人はそっち行く人多いみたいです。

それとは別に気になるライブが行われるのでメモ。

2007.12.13 thu Osaka Sunsui
ACT/ SLEEPING PEOPLE, envy, middle9, folio
OPEN 18:30 START 19:00
TICKET : adv.ticket:2.800yen / day ticket:3.300yen
PIA (P-CODE:271-904)
LAWSON (L-CODE: 52695) Sunsui
SLEEPING PEOPLEが来る!
チケットも安い!
てか友達がやってるfolioも出る!
ゲスト出してもらえるかしら。
■ 「法改正後はYouTube見るだけで違法」は誤解、文化庁が見解示す
ほほう。
キャッシュはOKと。
じゃあP2Pのキャッシュはどうなんだ?
■ 時津風部屋 無断で火葬準備 遺族「隠ぺい」批判
これリンチ殺人だよね。
完璧に。
悪質すぎる。
マスコミには圧力かかってるだろうから詰めたりしねえだろうなあ。
■ au design projectの第7弾モデル「INFOBAR 2」
丸い!
かわいいですね。
しょっちゅう手からすべり落ちてしまいそうですが…。
■ ヒルトン東京、ラウンジを24時間営業に
セレブに一息入れたい人はぜひ。
■ DRMフリーの音楽ダウンロード「Amazon MP3」、公開ベータ開始
ついにきました。
ビットレートも問題ないです。
音楽は気楽に楽しもうぜ。
気合入れて聴きたい人はアナログレコード買えばいいんです。
■ 朝霧JAM、全出演アーティスト決定
出演アーティスト
 10月6日(土)
 Rainbow Stage:MAD CADDIES/ABD AL MALIK/MALAJUBE/ハナレグミ/THE BAYS/THE CORNELIUS GROUP
 Moon Shine:BAGDAD CAFE THE trench town/THE MATTSON2/THE PNUMA TRIO/TOM MIDDLETON/BOYS NOIZE/TAKKYU ISHINO/HEXSTATIC
 
 10月7日(日)
 Rainbow Stage:A HUNDRED BIRDS ORCHESTRA/Bettye LaVette/中納良恵/OZOMATLI/SOULIVE/UA/OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
 Moon Shine:KICELL/PARA/ABE DUQUE/RECLOOSE (DJ SET)/FRIDGE/KODAMA KAZUFUMI with 1945 a.k.a. KURANAKA/VERY BE CAREFUL
晴れるといいですね!
■ ファーストガンダム劇場版3部作がHDリマスターで再DVD化
一度はガンダム観なきゃな~。
■ Nuendo 4
本命キタ!!!!
最近各種DAWのバージョンアップラッシュですね。
個人的に、録音はNuendoかCubase、ライブはLiveで決まりです。
今んとこ。
■ Dell XPS M1730:64GB SSD x2 RAID・SLIも選べるゲーマーノート
スペックすげえ。
値段もすげえ。
とにかくバケモンのようなノートPCが欲しい人はこれを買ったらいいんじゃないかな。
爆熱爆音かもしれんけど。
音楽製作に使えるかどうかはIEEEなどのインターフェースのチップがどんなもんかに依りそうです。
■ 番組全編をSecond Lifeで収録 日テレが世界初
電通必死だなww
■ 急病人です!!2
続きが気になります。
■ 「法務大臣に責任をおっかぶせない死刑執行を」鳩山法相
ちゃんと仕事しろよと言いたいところですが、確かに現状を鑑みると三権分立が侵されてるような気はします。
そのへんどうなの?
■ 中国、ミャンマー情勢の早期安定を望む
中国は、他国の内政に干渉しない原則を一貫して堅持している。
ギャグですか?
■ デザイナーズ乳母車
確かにかっこいいんだけども、このまま電車乗ってこられたらちょっとうざいですね。
■ 北村弁護士の演説のこと
なんか今のテレビは保守的な構造が鼻につきすぎて観ていて辛いんですよね。
何にびくびくしてるんだよ。
そんなの関係ねえ!って言ったの誰でしたっけ?
ああいうのが存在してこそおもろいんやと俺は思うのですが。
■ ニコニコ動画で気が付いてしまったこと
そうなんですよね。
音楽をメインとした動画コンテンツはあるのですが、ランキングがあがるのはアニメ関係かゲーム関係ばかり。
観ている層がオタクっぽいのに集束しているからだと言ってしまえばそれまでなのですが。
それでもあれだけのユーザーが邦楽POPSはつまらないと判断を下しているわけです。
違法にダウンロードする価値も無いと。
シーンがもう絶望的だということに気付いてくださいよ。
歌番組がなぜトーク中心になってきているのか?
歌流しても数字取れないからですよ。
■ ネットばかり見てるとバカを見る
ネットを高速道路などと同じインフラとして考えるのはいささか時期尚早な気もするが。
ニコ動はもっと先を見据えているような。
買いかぶりすぎですかね。
■ Vol.17 ふろく テルミンmini | 大人の科学マガジン | 大人の科学.net
これは楽しそうだ。
テルミン付きですよ!
大人の科学マガジンVol.17 テルミン
大人の科学マガジン編集部
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■ フランスでは博士課程の学生500人を企業に派遣
そもそも日本の大学というか教育機関は優秀な学生を育てようという気はあるのか?
まあ自分で自分は磨けよという言い分もあるとは思いますが、それにしたって文系学部はひどすぎる。
海外では頑張って結果を出したやつがそれに見合った報酬を得られるシステムが教育システムに組み込まれてる。
競争して勝ち取るという理念なくして資本主義はありえない。
これが唯一適応されているといえるのは受験によって得られる大学ランクの選別くらいだ。
勉強だけで勝ち取れるのはここまで。
それわかってるのになんで勝ち取れって言わない?
なぜそう導けない?
勉強しろってだけ言われて、授業中寝るなってだけ言われて、シャツをズボンに入れろってだけ言われて、赤点取るなってだけ言われて、何を頑張れるのって話。

試験の順位は発表しろよ。
試験はランクをつけるために存在するんでしょ?
理由を曖昧にすんな。
足の速いやつ、遅いやつがいて何が悪い。
長所、短所をどうすればいいのか、それを教えてやれよ。
結果は結果だ。
境界を無くして補完しあえるのなら生きる意味なんて無くなる。
そしてマジメっ子をダサイとからかうバカにはこう言ってやれ。
「お前らは将来こいつに使われる奴隷になるんだぞ」って。

大学入ってからは勉強だけじゃダメだ。
勉強による選定は残念ながらもう終了している。
先に言っておくけど明確な目標があってそれに向けて勉強するのはとてもいいことだ。
ここで言う勉強とはそれとは違って、「良い点数」をとるためだけの勉強のことだ。

身近な現状を見てくださいよ。
大学時代に勉強頑張ってとりあえず優良取りまくってたやつが今一番稼いでるか?
金だけが全てじゃないけどね。
でもこの結果は一人の人間の価値を推し量る指数の一つではある。
主席を取るくらいじゃないなら、所詮は一大学の平均君に過ぎない。
大学時代で重要なのは出したい結果をどれだけ出せてきたのか?ということだろう。
主席を取れたかどうかも一つの結果。
何をするかは自分で決める、もしくは誰かが求める結果であってもかまわないが、目標が決まったからには必ず結果を出さなくてはいけない。
もちろんそれは客観的にみて明らかに意味のある結果でなくてはならない。
自己満足ではダメだということ。
勉強するならするでその先の目標が明確で意味のあるものでなくてはならない。
それをできるかどうかが資本主義社会にとって優秀な学生であるかどうかであると俺は思う。
そういったことを学生に根付かせるシステムが日本には無いような気がする。

「なんちゃら学」や「なんちゃら論」でいい点が取れたところで所詮は「なんちゃら学」や「なんちゃら論」の試験でいい点が取れる学生というだけに過ぎない。
「なんちゃら学」や「なんちゃら論」を極めるという野望があるのならそれでもいいか?
いやいや、ちょっと待て。
それ、もうその教授が研究してる事柄ですから!
教授が死ぬのを待って研究を受け継ぐ気か?(笑)
意味無いってことに気付けよ。
そのあたりからして実践的な授業の少ない文学部や社会学部の学生は企業にとって要らない人材であると言えよう。

一般企業の総合職に就きたいのなら他のことを頑張るしかない。
そうだな、君が軽音サークルに所属してるならとりあえず合同イベント出場権を獲得しよう。
パート別ベスト賞があるのならそれもいただきたいところだ。
なぜなら君は会長に就任しなければいけないからだ。
あるひとつの組織を運営するということはとてもいい経験になるし、そのトップともなれば人事も黙ってはいないかもしれない。
趣味のバンドをやって楽しかったです、ではお話にならない。
目指すは会長、就任 or DIEだ!
とりあえず君は音楽的才能はあるか?
小さい頃ピアノをやっていて絶対音感があるとか、歌声の幅が3オクターブくらいあるとか、リズム感が黒人以外の何者でもないとか。
え?とくに無いです?
む…そうか、じゃあ華はあるか?
え?鼻くらいありますよっておまえそれはハナ違いや!!
イントネーション違うやろがっ!!
華だよ華!
オーラっていうの?
なんかステージ映えするとか、なんかそんなんだよ!!
え?そんなのわかんないって??
それもそうだな、まあその辺は置いといてまずはメンバー選びだ。
ここ重要だからな。
八割方ここでベストバンドに選ばれるかどうかが決まると思え。
とにかく上手いやつを選べ。
なお且つポリシー持っててオシャレなやつだ。
たとえばギターエフェクタはコンパクトしか認めない、とか言ってるやつを選べ。
かといってBOSSオンリーはいかんぞ。
ディストーションとフランジャーとコーラス並べてジャガー持ってるやつはカートコバーンオタクだ逃げろ!!
見た目かっこいいコンパクトを並べてるやつが良いな。
渋いテレキャスなんか持ってたら最高だな。
え?なんかテルミンとか使うやつがいるって?
よし、そいつだ!!間違いない!!
ベーシストは指引きでキャリア長いやつが良いんじゃないかな。
え?5弦ベースのやつがいるって?
見た目ミクスチャーやってますみたいなB-BOYじゃないだろうな…?
ナチュラル色のベースで普通のかっこしてるって?
よし、じゃあそいつにしよう。
ドラマーはそうだな…レッスン通ってる子はリズム感が安定していて良いと思うぞ。
え?女の子でそういう子がいる?
よし、その子いっとこう!
女の子ドラマーは華があってイイ!
次はキーボードだな。
え?別にシンセは要らないって?
バカヤロウ!!!
シンセが必要な程のビッグバンドの方が合同イベント出られやすいんだよ!
覚えとけ!!!
後はボーカルだが…時に君は何ができるの?
何もできません、初心者です!って元気にいわれてもな…。
じゃ、とりあえず君はボーカルやんなさい。
てかそれしか空いてないから。
まさかっていうようなステージ映えするオーラか、まさかっていうような透き通る美声に期待しよう…。
ま、例年ボーカリストが会長になる率は高いからな。
ギターボーカルもできるようにギターも練習しときなさい。
マルチプレーヤーはそれだけで価値がある。
ただしどちらも秀逸であっての話だが。
溜まり場にはあくせく通って上から下まで慕われなさい。
そしてオシャレさんになりなさい。
誰にも真似できないようなお前になりなさい。
自分を磨くことをサボるな。
とにかく必死に、妥協無い本気を見せろ。
自分が楽しければいいなんて嘘だ。
周りに認められることがスタートラインだ。

忘れるな、ナンバーワンがオンリーワンだ。

強請るな、勝ち取れ。

さすれば与えられるだろう。

Comments

 うお~、この立て板に水の如きしんちゃんの文章、面白いな。この勢いがしんちゃんっぽい。
全く日本のこういう制度はあまり良くないね。おれはずっとそのぬるま湯に浸かって、楽チンだな~と言ってたほうやけど。

「ニコニコ動画で気づいてしまったこと」ってやつ、ちゃんと読んでないけど難しくてわかんね~。難しいからちゃんと読めてないってのもあるし。途中でやめました。

北村弁護士かっこよかったよね、はてなブックマークってさ、おれこの文章に返信しようと思って登録したんやけど、全く使い方がわからんくて返信できひんかったわ。
この人、かなりこの演説を分析してるくさいけど、あまり頭良くなさそうやな~。
そんなの関係ねえ!っていうやつがいたほうが絶対面白いと思う。

で、死刑執行についてやけど、なるほど権力分立に反してるのではないかという疑いがあるわけだな。
つまり、その意見をおれなりに解釈してみるけど、犯罪者の処分を決定して執行するという裁判所ひいては司法の作用が発動されるに当たって、法務大臣という行政機関の人間のゴーサインがいるということやゴーサインがでないせいで司法権の発動が困難になってることが、つまり憲法の権力分立規定に反しないかということやな。あってる?

これ以降おれの勝手な考察で、一切文献とか見てないからふーんって感じで読むといいと思うんやけど、
まず、これを検討するに、権力分立に反するということは前提として刑罰の執行が司法権の作用に属してないとだめだと思うねんけど、まず、これがあやしい。
司法権の定義というと「具体的な争訟について、法を適用し、宣言することによって、これを裁定する国家の作用」ということになってんねんけど、これを素直に読むなら単純に宣言することまでが司法権の役割ってことになる。実質的にも、司法権ってのは従来、完全に受動的な作用で、何か(というか訴訟)を提起されたら判断はするよっていう権力なんよ。で、執行っていう言葉は行政権に大変なじむ言葉。
実際、記事で引用されてる刑事訴訟法475条以降には、誰が執行するか(正確には立ち会うなんやけど)書いてあるねんけど、これは検察官や刑事施設の長ということになってて、これは所謂行政機関の人達になる。
とすると、そもそも司法は言うだけで、やるのは行政ってことで、死刑が執行されてないのは行政の怠慢にすぎないということになる。
現実にも、死刑じゃなくて懲役刑とかならその執行は刑務所という行政機関がやってるやろ。それに違和感がないなら死刑だけ司法がやるってのはおかしいな。
まあ、こういう考え方が一つあると思う。

ただ、司法権ってのが争いを解決するまでが仕事だということを強調すれば、執行しないと解決したとは言えないとも言える。実際、解決した感がないから、俺たちははやくしろって言うわけやしな。
しかも、刑事と違って民事訴訟では、例えば貸金返還請求訴訟で原告が勝ったらその強制執行は確か、裁判官がやることになってたと思う。
まあ、この点は民事訴訟法っていう法律から憲法の解釈を導くことになるから、背理と言われても仕方ないところなんやけど。理論的には確かにおかしい。でも、そういうタイプの解釈がされた最高裁判決が一切ないかというとおれが知ってる中で一つある。それに対しては批判も強いから、まああんまり望ましい解釈の仕方じゃないんやろうけど。
と、まあこういう考え方もある。

で、次の問題として、仮に刑罰の執行も司法権のうちだとしても、それがそのまま権力分立違反だということにはならない。
というのも、権力分立ってのは三権が互いに独立した上でさらに抑制をきかせることで権力の乱用を防ごうって制度やから、つまり、お互い少しは干渉していいことになる。実際、弾劾裁判は国会議員がするし、内閣が法案提出したりするし、裁判所が最高裁判所規則という一種の法律を作ったりする。最高裁判所長官も内閣が選ぶことになってる。要するにそうすることで、いくら独立してるからっていっても完全にお前の好きなようにはさせないぜってこと。
だから、次に考えなあかんのは、司法権の一部たる刑の執行を行政機関が担うことが抑制を超えてもはや独立性を侵害するに至ってるかどうかということやと思う。

そこで、これを検討するに、確かに司法権ってのはさっき言ったように受動的組織で独立性も侵害されやすい。そうして例えば政治的圧力とか政治闘争に巻き込まれることで人権を守る最後の砦とまで言われる裁判所が公正公平な裁判ができなくなるとなれば、国民にとっては相当痛いから、行政権とか立法権よりも強く独立性を保障しなあかん。
ただ、そんな裁判所も権力分立の趣旨からやっぱりなんらかの制約はされるわけで、それが司法の本質にかかわる作用なら格別、上記の定義から考えても執行するのは周辺的付随的任務としか考えられないから、それを別の機関が担当しても、そんなに痛くない。例えば、裁判員制度なんかやと、裁判自体、事実認定自体について裁判官は国民に拘束されるわけで、それは国民やからいいって言う考えだけではちょっとおそまつやし、それに比べたら執行くらい任せてもいいんでねえの?っていうことになるんちゃうかな。
実質的にも、もし司法権が死刑執行に携わることになると裁判官も死刑判決書きにくくなったりしないかなーって思ったり。そうなると職務にもよくない影響があるから、そうしないことが逆に司法の職権行使の公正さに資するとも言えそう。法務大臣のゴーサインを要求することで、荒っぽい言い方をすれば「僕(裁判官)のせいじゃないしー」みたいにして人の生命を奪う重みを軽減できたりみたいな。ちょっと、押し付け合いみたいな議論やけど。法務大臣も「判決書いたのおれじゃねえ」みたいな。
要するに、仮に死刑執行は司法の権限だとしても、その命を奪うという重みに鑑みて、合理的かつ消極的な権限分配だと言えるんじゃないかな。

というわけで、おれなりの結論としては、一つ目の問題でどちらの考えをとったとしても、権力分立の観点からは法的には問題はない。ただ、法務大臣ひいては行政はその職責の怠慢についての政治的批判は免れないということになりました。

おれがほんまに納得いかんのはねー、この記事で。
「法務大臣一人に責任をかぶせるような制度じゃないようにできないか」っていうようなことを言ってるやろ。そこなんやけどな、この責任ってのは死刑執行のゴーサインを出すという職務をまっとうしなかった責任であることは確実だとして、これは明らかに執行能力の問題ではなくて、人の命を奪うという重みを法務大臣におしつけるのはどうかっていう意味としかとれないんやけどな、そんなことないやろう。
裁判官だって人の子だ。死刑判決書くのは多少つらいはずやで。それはいいんか。というか、それは裁判所の仕事やけど、つまりなにもおしつけてないやろうってこと。こんなのまるで悲劇のヒロイン気取りやんか。
検察官だって、必ずしも好きで死刑を求刑してるわけじゃない。検察官が全員極度のサディストでもない限りは。それでも、公共の利益のためにそうやって裁判してるわけやろ、みんな。
死刑の執行が政治的にすごく能力を要することなんやったら、死刑執行されなかったということはその人の能力がなかったということで、その責任を責めるわけにはいかんけどさ。明らかに自分が法務大臣である時にやりたくないって話やろ。

そこすごい納得いかんね。
自動執行の制度自体は別にいいけど、理由が気に食わん。「僕そんなこわいことできましぇん、他の人みたいにはできましぇん」って感じに聞こえる。
とにかくはやく執行しやがれって感じやな。

Posted by: たつき at 2007年09月28日 17:21

 あ、あのさ、どうでもいいかもしれんけど、

「この人、かなりこの演説を分析してるくさいけど、あまり頭良くなさそうやな~。」
「そんなの関係ねえ!っていうやつがいたほうが絶対面白いと思う。」
ってとこ、意味のつながりはないから。

なんか、この文章書いてる人が、「そんなの関係ねえ!っていうやつがいないほうがいい」って言ってるみたいになってて、おれがそれを批判してるみたいになったけど。

Posted by: たつき at 2007年09月28日 17:25

なるほど。
執行が行政側にゆだねられているからこそお互い客観的に処理できると言うことか。
だがしかし現状は職務放棄であると言わざるをえないと。
確かに職務放棄だと俺も思う。
ではこれについてはどう思う?
今現在死刑確定者は204人。
■ 死刑確定者一覧(http://www.geocities.jp/waramoon2000/kakutei.html)
法務大臣がこの中から自由に選んで死刑を執行できることについてはどう?
その気になれば気に食わない者だけに執行のGOサインを出して、その他を次の法務大臣に投げてしまうことができる。
再審請求中であっても執行は可能。
過去に執行された例がいくつもある。
執行までが法の責務であると考えた場合、ある一人の政治家の宗教・哲学観によって、それぞれの死刑確定者がそれぞれ死刑に値するか否かを再び審議できることについての是非だ。

ちなみに、俺の記憶が正しければ鳩山は就任直後に「私は死刑反対論には屈しない」と明言していたはず。
彼は死刑反対論者では無い。
その辺から鑑みると、彼の此度の発言は「法務大臣の意思に関わらず執行はサクサクやってしまうべきだ」ともとれる。
しかもこの発言は総辞職直後の発言なので「法務大臣にだけ押し付けないでよ」という責任逃れ的な気持ちだけで発言してるのではないのかも。
法など様々な角度から今の現状に疑問を持っての発言かもね。
ただ、オートマチックに処理するのは合理的かもしれないけど、なんか人間的ではないよね。

なぜ今現在、死刑執行に関してのみ検察ではなく法務大臣に執行指揮がゆだねられているのかやけど。
一番考えられるのは冤罪の危険性への考慮。
他の懲役刑でもありえる話じゃないかと思ってしまうが、やはり文字通り社会から抹殺してしまう「死刑」において冤罪があってはならないのは他よりも優先度が上であるということだろう。
その考慮の最大限が法務大臣が執行するまでの「6ヶ月」。
これを超えて職務放棄をするということは、三審制と再審請求制度を備えた日本の裁判制度と検察と法が無能であると言っているに等しい。
確かに法は完璧かと問われると、俺はそんなことないとは思ってしまうけど。
でも法とはそういうものだ。
そしてなぜその最後の砦が法務大臣なのかやけど。
政治家は国民が選ぶ。
法務大臣は国民の代表だ。
つまり「死刑」のケツは国民の皆さんが持ちなさいと、そういってるわけだ。
これはなかなかに民主的かもな~と思ったりもする。

今の制度がこうである限り、法務大臣はちゃんと職務を果たすべきだと思う。
死刑反対なら反対で、ちゃんとした手順を踏んで法を変えるとこから始めなきゃダメでしょ。
と、俺は言いたい。

Posted by: miya-aki at 2007年09月28日 22:24

「今の制度がこうである限り、法務大臣はちゃんと職務を果たすべきだと思う。」
全くこれに尽きるね。そういうことだと思う、単純に。

法務大臣が自由に選ぶというものについては、仮にしんちゃんが言うように法務大臣がそういう実質的な審査をすることが正式に許されているだとしたら、それは違憲という他ないのかなと思う。
順を追って説明します。あくまでおれの意見やけど。

まず、本当のところは、裁判官が死刑判決を書いた場合、それに応じて法務大臣がふさわしい間隔をとった後、遅滞なく執行の命令を出すのが一番いいと思う。これはそんなに反対があるところでもないかなと思う。
ただ、現状は死刑確定者が山積みになってて、当分の間は適時の執行というやつができなくなってる。いっぺんに全員やるわけにもいかんから、当然なんらかの基準に従って今回は誰の刑を執行するかを今の制度でいうと法務大臣が選ぶという選択にならざるを得ない。
このことから、法務大臣が選ぶということ自体は現状に鑑みると、それで仕方ないかなと思う。
次に、どういう基準をもって大臣が選ぶのかというと、これはやっぱり客観的な基準をもって形式的に判断してもらわないといけない。原則として、例えば、判決が確定した順番で決めるとか、犯罪を犯した日付のはやい順番からとか、起訴された日付のはやい順とかそういうのがいい。
さらに例外として、社会的に大事件になったものとかもうすぐ衰弱死、病死しそうな死刑囚とかははやくやっちゃってもいいんじゃないかな。これは犯罪というものが社会全体の関心事であって犯罪者と被害者だけの問題ではないから。また、死刑囚はベッドに横になって衰弱死するという権利を剥奪されてると思うから。これは、実質的な審査に近づくけど、後者はむしろ判決を尊重することになるし、前者は、判決内容が犯罪間の社会的重大性の比較までは及んでないから政治的判断として可能だと思う。

と、こういうことから、はじめに戻ると、おれは今の制度がどういう基準で判断することになってるのか知らんけど、はじめに言ったように自分の考えで完全に自由に決定することを容認してるものだったりとか、実際にそういう判断がされた事実があったらその時点で当該行為はもちろん違憲。
ただ、明確な規定はないというだけだと、ちょっと違憲とは言い切りにくい気がする。というのも、この状態ってのは「違憲行為をする可能性がある」という状態やと思うんやけど、これが違憲だとすると、行政府や立法府が権限として持っているもののほとんどが、ともすれば違憲行為をする可能性があるものとも思えるから、全部違憲になっちゃうんじゃないか?と、ふと思った。とすれば、事実として違憲行為をできるほどの裁量をある機関が有していたとしても、違憲となるのはやっぱりその裁量を逸脱したときなのかなと。今回の場合グレーっぽい雰囲気はするけどな。
あと、再審請求中でも執行できるってのは別にいいかなと思う。請求中なら執行されないというのでは死刑執行制度自体が成立しないから。

でなー、このことを踏まえると、冤罪の危険を考慮して六ヶ月の期間の猶予をもうけること自体はいいことやというか必要かなと思うけど、やっぱりその期間中に法務大臣が実質的な審査をすることで冤罪の危険を回避するという趣旨ではいけないと思うな。あくまで、再審請求が実るか実らないかその最善を尽くすためだけの期間であってほしい。そういう形式的なものってこと。

はじめの分析とあわせて結論をまとめるとすれば、死刑の執行について法務大臣のゴーサインを要するということ自体は合憲。死刑囚がわんさかいる現実において、法務大臣が誰の刑を執行するか決めること自体も合憲。
さらに、その決定基準が形式的なものならば同じく合憲。但し、決定が遅滞すれば政治的な批判を受けることは確実。
一方で、その決定基準が明確に定まっていないなら一応グレーゾーンということにしておこう。その場合も、遅滞すればやはり批判は受けるでしょう。
さらに進んで、その決定は全く法務大臣の自由ですというきまりになってるとか死刑判決の当否を最後に念のため判断しましょうなんていうものだったら間違いなく違憲。
これでどうだ。

まあ、おれもそのあたりの制度がどうなってるかとかいうことはちゃんとわかってないとこはあるなー。実際の運用のされ方とか。
とにかく、おれが自信を持っていえることは、しんちゃんが言うように法っていうのは全然完璧じゃない。所詮人間が作ったものやし。かといって、審査を何重にもすればいいというものでもない。まして、政治色の強い立場の人間がするなんてもってのほか。やっぱり、それは司法府が単独でなんとかするべきやと思う。冤罪の存在もひとえに司法の力不足。難しいよね、人を裁くってのは。
でも、決まったものはきちんと執行しなくちゃいけない。本当に。

あともう一つ、おれが一つめの返信で「ニコニコ動画で気づいてしまったこと」が難しいといったのは、「ネットばかり見てると馬鹿を見る」の間違いだった。それはだけは言える。 

Posted by: たつき at 2007年09月30日 23:17

なるほどな~。
確かに実際、独裁で動けるほど政治活動は簡単にはいかないと思う。
しかしこれまでに署名した法務大臣はどういった課程を経て選んだのか気にはなるな~。まさかアミダではないやろし。
宅間守の死刑執行が速攻だったのはよく覚えてる。
あれさ、池田附属小学校は確か国立でかなりの名門やし、権力者への配慮が少なからずあったんやろかとか勘ぐってしまう。
ま、本人が即執行を希望してたのもあるんやろけど。
鳩山はまさにアミダである程度早いもん順にやってまえと言ってるんやけど…ん~、難しいんやろなそのへん。
よく言った!とは思うねんけどね。
被害者遺族の心情も当然推し量るべきやし。
しかるべき時期に滞りなく署名し、なおかつ刑の執行に全部立ち会ったるわい!くらいの根性ある法務大臣がいても良いとは思う。
てか死刑確定者めちゃくちゃ増えてるね。
俺がちょっと前に調べた時は99人やってんけど…およそ2倍に…。
自動的に執行は行き過ぎと思うねんけど、目にあまるほど執行が滞った場合に、裁判所あたりが法務省に指導を入れることができる、とか、法務大臣が罰せられるとか、なんかそういうのはダメなんかね?
現状フリーダム過ぎるでしょ…。

Posted by: miya-aki at 2007年10月02日 00:18

 うん、やっぱよく言った!って感じなんやろな、そう言われたら、おれもそんな気がしてきた!
理由はどうあれ、「はやくやろうぜ」ってことやもんな。誰かが言ってくれないとあかんな。

どうやって執行されてきたのかは気になるな、実際。
何かと難しいよねー、よくわからんけど、国のこととか、とんでもないものじゃない限りやったもん勝ちみたいな感じで、後から法律の解釈とか色々理由つけて追認、合憲って形に結局なってしまうような気もする。
おれが権力主義的なんかなー。

Posted by: たつき at 2007年10月02日 23:59
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