寒いね最近。
仕事終わって家帰ってる時とか、もう、ビックリします。
驚愕します。
皆さん風邪にはくれぐれも気をつけて。
なんかぱっと聞きでは、より安全なものが売られるという事はとても良いことじゃないか!と思ってしまいますが・・・。
ちょっと待って!
なんか忘れてない?
この法律は今皆さんが所有している電化製品に関しても適用されるねんで?
具体的に言うと、今現在存在している「PSEマーク」の付いていない電化製品のほとんどが中古で売買できなくなるという事ですよ!
実はこの法律もう施行されてるんです。
2001年からです。
はぁ?「PSEマーク」なんて聞いた事ないし、今中古市場余裕であるやん!と思ってしまうのですが、実はこの法律には電気用品の種類により、施行から5/7/10年の猶予期間があり、2006年の4月1日より、まず第1段階目の規制が開始されます。
2ヵ月後なんです。
ですので、4月から皆さんのご家庭にある電化製品のほとんどが順々に資産価値ゼロになる可能性があります。
一番痛いのは中古販売事業者。
さよならハードオフ。
中古市場の締め出しが目的の一つなのは明らかやね。
だっておかしいっすよ!
安全が第一の目的ならなんで販売だけ規制すんのよ?
使用に関しては一切規制無しってどういうこと?
まあ使用規制なんてした日にゃ暴動起こると思うけど。
ハードオフや石橋楽器はもう中古買取を取りやめています。
音楽業界もなかなかの痛手ですね。
なぜなら業務用PA機器などの中古販売はとても大きな市場です。
業務用ミキサー、アンプ、アウトボード、名機といわれるものは中古でも買い手はいくらでもいます。
新製品が必ずしも良いものでは無いし、販売終了してしまっている超有名、定番なビンテージのアウトボード類なんて中古じゃないと絶対手に入らねえじゃん!
それがホントに良いものだからみんな使ってるんです。
リイシューの現行品なんていらねえですよ!
電源内蔵のモノが規制対象らしいのでACアダプター使用のコンパクトエフェクターは多分セーフやね。
ギターやベースは大丈夫やろ、シンセやキーボードはアウトやな。
コンボのアンプ、ヘッドアンプ、もちろんアウト。
気になるのは修理の問題。
マークが無いものは修理も無理なんやろか?
一部情報によると「PSE」マークを貼れるのは製造業者・輸入販売業者、またはPSEなし中古製品の電源部分に加工を施して法律の定める基準に適合し、検査、保守等の書類を作成保管して販売できる業者、とのことです。
つまり、改造・修理・部品交換のノウハウの無い中古販売業者はさようなら。
でも、そこさえクリアできれば今ある在庫はなんとかできるのかな?
中古市場が全く無くなってしまう、というわけではなさそうです。
ただ、それを理由に中古販売市場が縮小して、人気のある商品だけが一部業者に集まって寡占状態になった結果、中古価格が高騰する可能性はあるなあ。
あ、ちょっと待って!
PSEに基づく製造業許可とって、電源の改造・修理・部品交換を業者・個人両方から請け負ったら一儲けできんじゃね?
だって中古販売業者はそこに頼るしかないやん!
もちろん今までも修理業者と提携してたやろけど、これからは壊れてないものまで修理しないといけないから需要バカ増えっしょ!
まあ、将来性はあんま無いから今だけのスキマ産業やけど。
問題は電源の改造にかかるコストと改造するノウハウやねんけどな。
電化製品て山ほど種類あるし・・・。
ん?あれ?ちょっと待って?
それが「電化製品」であるとする基準って何?
それが「壊れて使用できない電化製品」であっても規制の対象なんかな?
ゴミを売ってはいけないって法律あったっけ?
てことは、わざと部品を外してゴニョゴニョ・・・(以下略)
と、いうわけで。
いつか売ろうと思ってたオーディオ機器が手元にある人は。
俺に売ってくださいということです。
もちろん格安で。
キーボードとかね。
あ、あとキーボードもね。
・・・何やったら半永久的に貸してください・・・!!!(懇願)